「FXの相場はフラクタル構造で出来ている」
このような発言をFXの勉強をしていると耳にすることがあります。
フラクタル構造と言われても「わからない!」と人も多いでしょう。
そこでこの記事では、フラクタル構造についてわかりやすく解説。
あなたがフラクタル構造を理解し、実際のトレードで活かせるように丁重にお伝えしています。
フラクタル構造の理解を深めれば相場分析力がアップし、エントリーの制度も上がるため、ぜひ当記事を参考にしてください!
目次
FXのフラクタル構造を超わかりやすく解説!

フラクタル構造とは、「部分を拡大しても全体と同じ構造になっている」というような意味です。
例えば、雪の結晶は顕微鏡で拡大すると小さな結晶が何十にもなって構成されていますが、それらは不思議と同じ形で構成されています。
FXのフラクタル構造も同じように考えます。
以下は米ドル/円の日足のチャートです。

続いて以下は米ドル/円の4時間足のチャートですが、このチャートは上記のチャートを青い四角で囲った部分を拡大したものなのです。

このようにFXのチャートはフラクタル構造で構成されています。
FXでフラクタル構造はマルチタイムフレーム分析に使う!

フラクタル構造が理解できたことで実際にどう使うかですが、「マルチタイムフレーム分析」に使用します。
マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を使用して相場を分析する方法です。
例えば、日足・1時間足・15分など複数の時間足を使用して相場を分析します。
マルチタイムフレーム分析を使用するメリットは相場の大きな流れを把握でき、なおかつ細かい動きを見ながらエントリーポイントを探せることです。
複数の時間足を使用し、その中には大きな時間足も含まれるため、相場の全体を俯瞰して見ることが可能。
相場の大きな流れを把握しながらエントリーポイントを探すため、エントリーの制度が上がります。
また、チャート上には以下のようにレートが何度も止められている箇所があり、そこに再度レートが来るとまた止められることや逆行してしまうことがよくあります。

上記のようなポイントはひとつの時間足しか見ていないと見逃すこともありますが、マルチタイムフレーム分析なら見逃しを回避できます。
フラクタル構造を使ったオススメのFX手法2選

ここでは、フラクタル構造を使ったオススメのFX手法を2つ紹介しておきます。
トレードルールの構築の参考にしてみてください。
ダウ理論
ダウ理論は、米国の証券アナリストであったチャールズ・ダウ氏が提唱したチャート分析理論です。
トレンドを判断する基準として使用され、以下のように使われます。
- 上昇トレンド:高値と安値と切り上げながら上昇する
- 下降トレンド:安値と高値を切り下げながら下降する

ダウ理論をフラクタル構造で使用する場合、次のようにします。

上記では日足の上昇トレンド中に高値Aを更新しています、別に日足を基準に入ってもいいのですがただそれだと間に合わないケースもあります。
日足は1日に1本しか足が形成されないため、その間に相場が動いてしまうことがあるからです。
そこで1時間足を使用します。
日足でしっかりトレンドが発生しているのであれば、1時間足でもトレンド中の可能性が高いです。
1時間足でトレンドを確認できたら、日足の高値Aを更新したとこで1時間足の高値を更新したら「買い」を入れます。
今回は買いのケースでしたが、売りのケースでは逆に考えればOKです。
ダブルボトム&ダブルトップ
ダブルボトムとダブルトップの場合は次のようにします。

ダブルボトムとダブルトップは、「ネックライン」というラインをレートが超えてからエントリーするのが基本です。
しかし、それだとエントリーが遅くなり大きな利益を得にくいという問題があるのです。
そこでフラクタル構造を利用してエントリーを早くします。
フラクタル構造の考えでは、
- ダブルボトムの中にはさらに小さなダブルボトムがある
- ダブルトップの中にはさらに小さなダブルトップがある
とします。
そして、ダブルボトムとダブルトップは短い時間足から長い時間へと完成していきます。
例えば、1分足→5分足→15分足→1時間→日足というようにです。
そのため、1時間足のダブルトップの完成は日足のダブルトップの完成の先行指標として使うことができるのです。
このように考えれば、1時間足のネックラインを割った時点でエントリーすることができ、エントリータイミングを早くできるため、リターンも大きくすることができます。
フラクタル構造のメリットはこの3つ!

フラクタル構造を使用する際はメリットをきちんと理解しておきましょう。
フラクタル構造のメリットは次の3つです。
- 大きな流れに乗りやすくなる
- ダマシを回避しやすくなる
- 利益を伸ばせる場面かわかりやすくなる
大きな流れに乗りやすくなる
フラクタル構造では大きな流れに乗りやすくなります。
理由は日足のような大きな時間足の分析をするからです。
フラクタル構造では上位足と下位足の分析をしますが、上位足は日足や4時間足のような大きめの時間軸であることがほとんどです。
そのため、相場の大きな方向性を確認できます。
相場の大きな方向性がわかっていれば主要トレンドに乗りやすくなるため、勝率も上がります。
ダマシを回避しやすくなる
フラクタル構造を利用すれば、ダマシを回避しやすくなります。
理由は大きな流れを把握できるためです。
例えば、5分足で下降トレンドでも1時間足では上昇トレンドだというケースがあります。
それを知らないで取引すると、相場があまり強くないためダマシに合いやすいです。相場は大きな時間足の力のほうが強いためそちらのほうに進みやすいからです。
しかし、フラクタル構造を使って相場の大きな流れを把握できていれば、ダマシの回避率を上げることができます。
「今は上位足で別のトレンドになっているから注意しておこう」と警戒するようになり、テクニカル分析のサイン等を過信しなくなります。
利益を伸ばせる場面かわかりやすくなる
フラクタル構造を使えば、利益を伸ばせる場面かわかりやすくなります。
上位足で強いトレンドが発生しているか把握できるようになるからです。
利益が伸ばせる場面は上位足で強いトレンドが発生しているときです。
例えば、5分足で上昇トレンドが発生。その上の1時間足や日足にも、しっかりとした上昇トレンドが発生しているようなケース。
このようなケースだと相場は上昇し続ける可能性が高いため、利益を伸ばせる見込みが大きいです。
フラクタル構造のデメリットも確認しておこう!

フラクタル構造のデメリットは分析が複雑になってしまうことです。
実際に分析してみるとわかるのですが、「各時間の動きがバラバラでどれを基準にすればいいのかわからない」と迷ってしまうこともあります。
例えば、日足は底値圏、1時間足は上昇トレンド、5分足はレンジ相場というようなこともあるのです。
これは複数の時間足を分析するため起こりうる問題です。
複数の時間足の動きがぴったり一致するという状況はあまり多くありません。
そのため、フラクタル構造を使った分析は初心者だと混乱してしまう恐れがあります。
もし難しいと感じたら最初は1つの時間足の分析でも大丈夫です。フラクタル構造の分析はFXに慣れてから徐々に取り入れいけばOKです。
まとめ
FXのフラクタル構造とは、「チャートの一部分を拡大しても全体と同じ構造となる」という意味になります。
例えば、1時間足の一部分を拡大したものが5分足になるという意味です。
そんなフラクタル構造は「マルチタイムフレーム分析」に使用します。
よって、複数の時間足を使って相場を分析します。
複数の時間足を使って分析することで得られるメリットは次のとおりです。
- 大きな流れに乗りやすくなる
- ダマシを回避しやすくなる
- 利益を伸ばせる場面かわかりやすくなる
反面、分析が複雑化するデメリットがあります。
とはいえ、フラクタル構造を使った分析は非常に優秀です。
1つの時間足しか使用していない場合には得られないメリットが複数あり、とてもおすすめの分析方法であるためぜひ導入してみてください。
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