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FX 水平線を使った手法とは? 水平線でエントリータイミングを掴む!

チャート分析を進めていても、「エントリータイミングを逃してしまった」「いつの間にかトレンド転換していた」と、ポジションを取れずに悔やむときがありますよね。

しかし、機能する水平線を使うことでエントリータイミングを把握することが可能になります。

この記事では、チャートの動き方を予測し、勝率に繋げる手法をご紹介していきます。

目次

水平線のレジサポラインとは

レジサポラインとはチャートの高値に引いた「レジスタンスライン」と、安値に引いた「サポートライン」の水平線のことです。

何度も同じ個所でローソク足が跳ね返されている部分に引くことで優位性の高い水平線として機能していきます。

どの時間足でも引くことができますが、デイトレードであれば1時間足4時間足日足

スイングトレードであれば週足に引くのがおすすめです。

なぜなら5分足や15分足などの短い時間足よりも、1時間足以上の大きい時間足で何度も意識されているレジサポラインはそれだけ多くの情報量が含まれているため、水平線としての重要度が高まっているからです。

レジサポラインの3つの性質とは?

レジサポラインの性質を理解することでエントリーに活かすことができます。

3つの性質をそれぞれ説明していきます。

①レジサポラインで跳ね返す

この画像のように、レジサポラインが機能していると買い圧力と売り圧力が均衡しているため、

サポートラインで買いたいと考えている人が多いと跳ね返され、

レジスタンスラインで売りたいと考えている人が多いと跳ね返される性質があります。

②レジサポラインを抜けると大きく動く

サポートラインで売りの圧力が強く、そのままサポートラインを突き破ってしまう場合があります。

そうなると、サポートラインで買いポジションを入れていた人たちの損切り決済を巻き込んで大きく下落していきます。

同様に、レジスタンスラインでも買い圧力が強い場合はそのまま売りポジションを入れていた人たちの損切り決済を巻き込み大きく上昇していきます。

③レジサポラインを抜けると機能が反転する

レジサポラインで推移していたチャートがレジスタンスラインを抜けました。

すると、今度は今まで上値のラインとして機能していたレジスタンスラインが下値のラインとして機能するサポートラインに変わります。

レジサポラインを抜けたあとは売りポジションを持っていた人たちが損切りを抱えたままであったり、上方向へのブレイクに乗れなかった人たちや押し目買いを考えている人たちに意識されるラインになります。

そのため、今までレジスタンスラインになっていた水平線が今度はサポートラインとして機能し、下値の抵抗線として圧力がかかりやすくなります。

水平線を用いた2種類の手法で勝率が上がる

レジサポラインの性質を活かした2種類の手法を説明していきます。

①レンジ相場とトレンド相場

何度も跳ね返されている箇所にレジサポラインを引き、逆張りでエントリーをします。

サポートラインに到達したところで買いポジションを持ち、利益が出たところで決済。

レジスタンスラインに到達したところで売りポジションを持ち、利益が出たところで決済というように、チャートの流れに乗ることが可能です。

清水

FXは8割がレンジ相場と言われているので、レンジの動きになっているときにはこのレジサポラインの特徴をエントリー手法に用いていきましょう。

1時間足では下降トレンドに見えますが、上位足の日足チャートを確認すると安値のサポートラインに近づいています。

ここで跳ね返される可能性を考えて売りポジションを持っている場合は決済ポイントにしましょう。

大きな時間足で確認することが大切です。

②押し目買い・戻り売り

レジサポラインを抜けたあとに機能が反転する特徴から、押し目買いと戻り売りでエントリーしていきます。

トレンドのチャートはジグザグと上昇トレンドは高値・下降トレンドは安値を更新しながら動いていきます。

前回の高値・安値を更新できなかった場合はトレンド継続が難しい場合が考えられます。

このような上昇トレンドで考えてみます。

レジサポラインの水平線を引き、押し目をつけた<水色のレジスタンスライン>で買いポジションを取り、前回高値をつけた<黄色のサポートライン>の価格を決済ポイントの目安にすることができます。

自分に合った水平線手法でエントリータイミングを見極めよう

機能する水平線を使うことでエントリータイミングを把握することが可能になります。

ですが、水平線を抜けたと思わせるダマシや、上下に大きく動く乱高下などは必ず起こります。

そんなときでも大きい時間足で引いた水平線を確認してから判断することが大切です。

今回ご紹介した水平線の手法を使い、どこでエントリーをして決済をすべきなのか何度もチャート検証をすることでスキルが身に付きます。

完璧な手法やリスクのない手法はありませんので、自分に合ったスタイルのトレードを目指していきましょう。

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