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ボリンジャーバンドの標準偏差とは?【値動きとの関係がワカル!】

ボリンジャーバンドには「標準偏差」というものが使用されています。

標準偏差と聞くとなんだか難しそうですが実際はそうでもありません。

この記事では、ボリンジャーバンドの標準偏差を分かりやすく解説しています。

読み終える頃には、ボリンジャーバンドの標準偏差が理解でき値動きとの関係も分かり、疑問をスッキリ解決することが可能です。

目次

ボリンジャーバンドの標準偏差とは?

ボリンジャーバンドの標準偏差は、データのばらつきを数値で表したものです。

データのばらつきは設定値を20日とすれば、過去20日の価格の変動幅のことになります。

この標準偏差が使用されている身近なものは「偏差値」です。

偏差値は50を中心として、そこから自分の成績がどのくらい離れた場所にあるかを見るというものです。

計算式は以下のとおり。

偏差値=(自分の点数-平均点)÷標準偏差×10+50

偏差値のイメージは例えば、テストの平均点が60点だった場合、以下のような感じになります。

そして、標準偏差には次のようなルールがあります。

  • 平均値から±標準偏差1個分(±1σ)のデータは全体の約68.3%を占める
  • 平均値から±標準偏差2個分(±2σ)のデータは全体の約95.4%を占める
  • 平均値から±標準偏差3個分(±3σ)のデータは全体の約99.7%を占める

このため、標準偏差を確認すれば範囲中に数値が存在する確率が分かるのです。

ボリンジャーバンドで標準偏差を使用する場合

ボリンジャーバンドで標準偏差を使用するには、偏差値における50を設定値で考えて見ていきます。

設定値は通常「20」「21」が使用されます。

この設定値は「ミドルバンド」と呼ばれる、真ん中の中心線の設定値です。

ミドルバンドに対して上下のバンド内にレートが収まる確率を標準偏差によって、確認できるのがボリンジャーバンドの特徴です。

そしてレートがバンドに収まる確率は以下とされています。

  • ±1σにレートが収まる確率が68.3%
  • ±2σにレートが収まる確率が95.5%
  • ±3σにレートが収まる確率は99.7%

そのため、レートがバンドに近づくほどに相場が反転しやすくなるとされ、バンドにタッチした際は逆張りのサインとして使われることが多いです。

ボリンジャーバンドの標準偏差の注意点!

ボリンジャーバンドの標準偏差には、次の2つの注意点があるため確認しておきましょう。

  • あくまで過去のデータをもとにしている
  • 強いトレンドが出ていると機能しにくい

あくまで過去のデータをもとにしている

ボリンジャーバンドはあくまで過去のデータをもとにしたインジケーターです。
そのため、未来のレートがバンド内に収まる確率を確約したものではありません。

±1σは68.3%、±2σなら95.5%というのは、あくまで過去の統計上の確率であるため、実際の相場では本当に過去の統計値どおりになるか分からないのです。

実際の相場ではレートが急に大きく動くこともあります。

そうなると過去の統計値を大きく超えたレートが付くこともあり、レートがボリンジャーバンドのバンドの外に飛び出してしまうこともあると覚えておいてください。

強いトレンドが出ていると機能しにくい

ボリンジャーバンドは強いトレンドが出ていると機能しにくいです。
理由はやはり先とおなじで、ボリンジャーバンドは過去のデータをもとにしているからです。

強いトレンドが出ている場面では、レートがバンドを突き抜けていたり、バンドに沿って進んだりする局面が継続することも珍しくありません。

上記は「バンドウォーク」と呼ばれる状態であり、典型的なトレンド継続パターンです。

この状態のときにボリンジャーバンドのバンドにタッチでエントリーしようとすると、負けを連発するため避けてください。

ボリンジャーバンドの設定値

ボリンジャーバンドの設定値は「20」または「21」がおすすめです。

この設定値は多くのチャートソフトでデフォルト設定となっており、世界中のトレーダーが使用する設定でもあります。

ボリンジャーバンドに限らず、インジケーターの設定値は多くのトレーダーが使用するものを採用するのが望ましいです。

インジケーターが機能するのは大衆心理であり、大勢の人が同じものを見て同じ行動を取るという理由が強いからです。

そのため、設定値はデフォルトである「20」または「21」がおすすめになります。

ボリンジャーバンドの基本的な使い方

最後にボリンジャーバンドの基本的な使い方を解説しておきます。

ボリンジャーバンドは順張りと逆張りに使用できるため、それぞれに分けて解説していきます。

順張り

順張りは相場の流れに沿うトレードする方法です。
相場が上昇しているなら「買い」、下降しているなら「売り」をします。

ボリンジャーバンドで順張りをする場合、トレンド中の「スクイーズ」からの「エクスパンション」を狙います。

トレンド中でも上記のように小さなレンジ相場になることがあり、そのときはボリンジャーバンドのバンドが閉じます。これをスクイーズと呼ぶのです。

スクイーズの状態からトレンド方向にレンジ相場をブレイクして、ボリンジャーバンドのバンドが拡大するのも確認してください。(エクスパンション)

エクスパンションを確認できたらエントリーします。

逆張り

逆張りは相場の流れに逆らうトレード方法です。
相場が上昇しているなら「売り」、下降しているなら「買い」を行います。

ボリンジャーバンドの場合はレンジ相場で行います。

トレンド相場に逆張りすると負ける確率が高いのでおすすめできません。

方法はシンプルに以下のとおりです。

  • 買い:レートがボリンジャーバンドの-2σにタッチ
  • 売り:レートがボリンジャーバンドの+2σにタッチ

注意点はレンジ相場の値幅が狭すぎる場面では手を出さないことです。とくにバンドがスクイーズしている場面は要注意です。
また、この手法では利益を伸ばしづらいため、利益確定は早めにしたほうが良いかと思います。

利益確定の目安はミドルバンドです。

まとめ

ボリンジャーバンドの標準偏差は、データのばらつきを表したものであり、確認することで「レートがどのくらいまで動くか?」を判断できる目安にできます。

ボリンジャーバンドのバンドにレートが収まる確率は以下だとされているからです。

  • ±1σにレートが収まる確率が68.3%
  • ±2σにレートが収まる確率が95.5%
  • ±3σにレートが収まる確率は99.7%

このため、ボリンジャーバンドを使用するときは上記の数値を目安にして、相場を分析していくことになります。

ただし、ボリンジャーバンドにも次のような弱点があります。

  • あくまで過去のデータをもとにしている
  • 強いトレンドが出ていると機能しにくい

よって、ボリンジャーバンドの数値は過信しすぎずにあくまで目安として使用するのがおすすめです。

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