「FXのスイングトレードで移動平均線を上手く使うには?」
今日の記事は上記のように、「スイングトレードでの移動平均線の使い方」を知りたい人に向けて解説します。
設定値から相場での使いかと見方、実際の手法までこの記事ひとつで完結。
さっそく、FXのスイングトレードで移動平均線を活用できるようになりましょう!
目次
FXのスイングトレードの移動平均線で最適な設定値は何日か?
移動平均線は設定値を変更できるため、「スイングトレードでの最適な設定値は?」と疑問がある人も多いでしょう。
一般的にスイングトレードでは以下の3つの設定値がよく使用されます。
- 短期:5日
- 中期:25日
- 長期:75日
メインとなるのは中期の25日であり、その補助として5日や75日が使用される感じです。
移動平均線のようなインジケーターが機能するのは、大勢が同じものを見て同じアクションするからという側面が強いです。
そのため、スイングトレードでは一般的によく使用される5日・25日・75日を使っておくのがおすすめです。
FXのスイングトレードで移動平均線はこう使う!
FXのスイングトレードで移動平均線の使い方はおもに次の3つです。
- 相場の方向を見る
- 相場の強さを見る
- 相場の過熱感を見る
相場の方向を見る
レートが移動平均線のどこにあるかを見ることで相場の方向性を判断できます。
- レートが移動平均線の上にある:相場が上昇傾向
- レートが移動平均線の下にある:相場が下降傾向
たったこれだけであるため、すぐに判断できます。
そのため、シンプルに相場が上昇傾向であれば「買い」を狙い、相場が下降傾向であれば「売り」を狙うという戦略が取れます。
相場の強さを見る
移動平均線の傾き具合を確認することで相場の強さを見ることが可能です。
- 移動平均線が上向きで傾きが急:強い上げ相場
- 移動平均線が下向きで傾きが急:強い下げ相場
相場が強いほどその方向に進みやすくなるため、そちらに売買すればトレードの成功率も上がります。
また、逆に移動平均線の傾きが緩くなってきたときは相場の勢いが無くなってきたことを意味するため、トレンドの終了を捉えることが可能です。
よって、利益確定の目安にしたり、トレンド転換を狙ったりといった戦略が取れます。
相場の過熱感を見る
レートと移動平均線の距離によって相場の過熱感を見ることも可能です。
- レートが移動平均線から上に大きく離れる:買われすぎ
- レートが移動平均線から下に大きく離れる:売られすぎ
移動平均線の特性として、レートが移動平均線から離れるほどにもとの位置に戻ってきやすくなるというものがあります。
そのため、レートと移動平均線の位置によって相場の過熱感を判断できるのです。
例えば、レートが移動平均線の上方に大きく離れた位置にあれば、「買われすぎ」の状態である可能性があり、今後下落してくるかもしれません。
よって、ポジション保有しているなら利益確定をする、エントリーチャンスのときは見送るなどの状況判断に役立ちます。
FXのスイングトレードで移動平均線を使った手法
最後に、FXのスイングトレードで移動平均線を使った手法を3つ紹介しておきます。
初心者でも理解しやすいシンプルな手法を選んでおきましたので、ぜひ参考にしてください。
グランビルの法則
グランビルの法則は、米国のチャート分析家「ジョセフ・E・グランビル氏」が考案したチャート分析理論です。
以下のように移動平均線の傾きやレートとの位置関係から売買ポイントを判断し、「買い」4つ、「売り」4つと合計8つの売買ポイントがあります。
おすすめの売買ポイントは以下のとおり。
- 買いの場合:「1」・「2」
- 売りの場合:「5」・「6」
買いにおいて「1」は新規買いのポイントです。よって、上手く捉えられれば底値で買うことができます。
続いて「2」は「押し目買い」のポイントです。「1」で買い逃したときに役立ちます。
押し目買いとは、上昇トレンド中の一時的な下落が落ち着いたあと買いをいれる手法です。
売りにおいて「5」は新規売りのポイントです。そのため、エントリーに成功すれば天井で売ることができます。
続いて「6」は「戻り売り」のポイントです。「5」で売れなかったときはここで売るのがおすすめです。
戻り売りとは、下降トレンド中の一時的な上昇が落ち着いたあと売りを入れる手法です。
ゴールデンクロス&デッドクロス
移動平均線では、ゴールデンクロスとデッドクロスをエントリーサインにする方法も有名です。
- ゴールデンクロス:短期線が中期線を下から上に抜いたら「買い」
- デッドクロス:短期線が中期線を上から下に抜いたら「売り」
ただし、ゴールデンクロスとデッドクロスには「ダマシ」もあり、サインが出ても相場が逆に動くこともあります。
安全に行きたい場合は以下のようにクロス後、レートが移動平均線まで戻ってき、再度順行してからエントリーしたほうがいいです。
上記は先に解説した「押し目買い」と「戻り売り」と理屈は同じです。
パーフェクトオーダー
移動平均線のクロスには「パーフェクトオーダー」といものもあります。
パーフェクトオーダーは3本の移動平均線がクロスした状態であり、2本のクロスの時よりも強力なサインとなります。
- 買いの場合:移動平均線が短期・中期・長期の順番に並ぶ
- 売りの場合:移動平均線が長期・中期・短期の順番に並ぶ
パーフェクトオーダーしたときは相場に勢いがあり、強いトレンドが発生しているときであるため、そちらの方向にエントリーすれば勝ちやすいです。
まとめ
FXのスイングトレードで移動平均線を使用するなら、設定値は以下にしておくと良いでしょう。
- 短期:5日
- 中期:25日
- 長期:75日
インジケーターが機能するのは大勢が同じものを見て同じ行動をするからとなり、スイングトレードの移動平均線の設定値は上記が採用されることが多いからです。
そんな移動平均線の使い方はおもに次の3つ。
- 相場の方向を見る
- 相場の強さを見る
- 相場の過熱感を見る
上記を基本にした上で、以下の3つの手法を参考にスイングトレードで使用してみてください。
- グランビルの法則
- ゴールデンクロス&デッドクロス
- パーフェクトオーダー
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