副業にも人気のFXにはいろいろな取引スタイルがあり、初心者のトレーダーには実際どれが良いのかわかりません。
そこで、FX初心者の方にもおすすめできる手法として、今回は「スイングトレード」を5つのメリットを挙げてご説明していきましょう。
また、なぜこのトレード方法がFX初心者におすすめできるのかだけでなく、そのやり方のポイントまで詳しく解説していきます!
目次
初心者におすすめの「スイングトレード」とそのメリットとは?
FXの手法のひとつでもある「スイングトレード」とは、スキャルピングのような短期売買ではなく、一定の期間を使って大きな値幅を狙う取引手法のことです。
相場の流れに乗るやり方で、ポジションの保有期間は日をまたいだり数日保有したりもします。
FX初心者のトレーダーに、なぜこの手法をおすすめするのかについて、その特徴とともに詳しくご紹介していきましょう。
初心者におすすめするスイングトレードの5つのメリット
FX初心者におすすめするスイングトレードのメリットには次のようなものがあります。
①少ない知識や情報でも活用できる
②チャート監視に時間を使わなくて良い
③短期取引よりも大きな利益を見込める
④スワップポイントによる収益も見込める
⑤感情に左右されない
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
初心者へのメリット|①少ない知識や情報でも活用できる
スイングトレードの優位性のひとつに「少ない知識で済む」というのがあります。
FX初心者のころは、手法やテクニカル指標に関する知識もあまりありません。
しかし、スイングトレードで気にしなければならないのは、相場が「上下どちらの方向に向いているのか?」だけです。
基礎的なテクニカル指標の知識しかない初心者でもすぐに取り組めます。
分析のために難しい勉強はあまりしたくないけど、FXで稼ぎたいという人におすすめです。
初心者へのメリット|②チャート監視に時間を使わなくて良い
スイングトレードの特徴とも言える「チャート監視が要らない」というのは、実際にトレードしたことがある人ならどれだけ魅力的かがわかるでしょう。
FXの相場は平日24時間いつどこで大きく動くのかはわかりません。
短期で狙うとなると、その突然の値動きに対して常に監視しておき、必要なときにアクションを起こさないといけなくなります。
そのため、無風の状態でもひたすらチャートを見ていなくてはならないのです。
副業トレーダーの方ならば、余計にこんな手間はかけていられませんよね?
そんな人は、ぜひスイングトレードを活用してください。エントリーポイントさえ絞れば、あとは時間があるときに現状を確認をするだけで済みます。
初心者へのメリット|③短期取引よりも大きな利益を見込める
スイングトレードは中長期取引になり、スキャルピングのような短期取引よりも、得られる利益幅が大きくなるのもメリットです。
保有期間が長くなるということは、それだけ動く幅にも期待ができます。
スイングトレードは、この大きな値動きを利益に変えるやり方です。
細かい値動きをとらえるスキャルピングよりも、より大きな利益に期待ができるトレード手法になります。
少ない資金で大きな利益を求めるトレーダーには、スイングトレードはもっとも効果的な手法といえます。
初心者へのメリット|④スワップポイントによる収益も見込める
短期トレードにはない魅力として、スイングトレードには「スワップ収益」も見込める特典があります。
プラススワップの通貨ペアのポジションを保有して入れば、毎日金利差とポジションのロットに応じて収益が入ります。
FXで堅実な収益性を求める人にも、スイングトレードはおすすめできる手法なのです。
初心者へのメリット|⑤感情に左右されない
スイングトレードは、チャートの値動きに一喜一憂する必要がないので、感情でトレードすることがありません。
初心者の頃にチャートを長く監視していると、どうしてもその瞬間の動きに影響されるトレードを行なってしまいがちです。
そこで損失が出てしまうと、それを取り戻そうとしてさらに悪化していくというのがよくあるパターンになります。
しかし、チャート監視を必要最低限にしているスイングであれば、初心者にもっとも多いミスである「感情による無意味なトレード」を自然と抑えることができるのです。
初心者にもわかるスイングトレードをやるときのポイント3つ
「スイングトレードをやってみたい」というFX初心者の人に向け、実際にやるときに必要な3つのポイントをご紹介していきます。
また、スイングトレードのメリットだけでなく、デメリットや使うときの注意点についても知っておきましょう。
初心者がスイングトレードを行うときのやり方
実際にスイングトレードとはどのようになるのか?という流れについてご説明しておきます。
①取引の通貨ペアを決める
②チャートから方向性を探る
③ポジションを持つ
④方向性が変わらない限りは放置
⑤目標値に達したら決済(指値)
この①~⑤までの簡単な流れで、スイングトレードを行うときの注意点は次の通りです。
・流れに「順張り」であること
・「週をまたがない」ということ。
・必ず「ストップ注文を入れておく」こと
・上記を踏まえた自己ルールを必ず持って遵守すること
スイングトレードはその取引の特徴からも、反動を狙う「逆張り」には向いていません。
初心者の頃はなおさら流れに沿った「順張り」での利用を、まずはしっかりと行いましょう。
また、取引ができない週末にポジションを持ち越してしまうと、ニュースによっては大きく動いてしまう恐れも出てきます。
慣れないうちは特に、よほどの含み益などがない限り、週をまたいでのポジションの保有はしないようにしてください。
必ず「損切り」するストップ注文を入れておくことを忘れてはいけません。
中長期チャートを見ないと、予想外のことも起こり得ます。そのときにも損失を最低限に抑えるためにも、ストップ注文は必須事項です。
自己ルールを必ず設定すること
FX初心者がスイングトレードを実施するにあたっては、ポイントを踏まえた自己ルールを取り決め、それを守るとこが大切です。
・エントリータイミングや条件
・ポジションサイズ
・損切りや利益確定のポイント
30pips下がったら損切りする、100pips上がったら利益確定するなど、自分のルールを決めて機械的にトレードをするようにしましょう。
スイングトレードをやるときのポイント
注意点以外にも、初心者がスイングをやるときは、次の3つのポイントに気をつけてください。
ポイント① 手法に適した通貨ペアの選択
ポイント② 資金に見合ったロットの設定
ポイント③ チェックする時間足の長さの例
これらのポイントについて、内容を順番に見ていきましょう。
ポイント①|手法に適した通貨ペアの選択
どんな通貨ペアでも取引自体は可能ですが、「向いている」ペアとなると話は変わります。
スイングトレードに適した通貨ペアの特徴としては、「流動性がある」「方向性が読みやすい」「イレギュラーが少ない」などが挙げられます。
値幅を狙うスイングでは、数日放置してもあまり値動きのないペアでは意味がありません。
また、ニュースがなかなか届かないようなマイナー国の通貨ペアよりも、日本国内でも多くのニュースが確認できる主要国通貨ペアが望ましいといえます。
ほかにも、政治的・地理的に不安な要素が多い国の通貨ペアは避けるべきでしょう。
ポイント②|資金に見合ったロットの設定
スイングトレードは、自己資金にあったロットでポジションを持つ必要があります。
大きなロットで短期の動きのタイミングに合わせて稼ぐスキャルピングと違い、小さなロットで値幅をとるのがスイングです。
ポジション保有期間中も、相場は常に上下に幅を持って動くので、その値動きで資金を失ってしまうような大きなロットを持つことは危険です。
資金に適したロットよりも小さく設定するくらいの状態にしておきましょう。
ポイント③|チェックする時間足の長さの例
スイングトレードは中長期の戦略ですので、「週足・日足・8時間・4時間」などの長い足を主に使います。
チャートの見方としては、週足から4時間に向けて見ていき、長い目で見た方向性を確認してください。
スイングにおいては、1時間や分単位の短い足は「誤差としてみるくらいでちょうど良い」と言われています。
これ以外にも情報として必要であれば、短い足よりも月足など長い足へ目を向けるようにしましょう。
初心者におすすめのスイングトレードに使えるインジケーター
FXで相場の方向性を見定めるときに使うチャートツールが「テクニカルインジケーター」です。
このテクニカルインジケーターには、実はたくさんの種類があって、全てをここでご紹介することはできません。
今回は、数あるテクニカルのなかから「初心者もすぐに活用できる」ことに絞って、2つのツールをご紹介しておきましょう。
MA(移動平均線)
初歩中の初歩になりますが、まずスイングを行うなら、チャートに移動平均線を表示しておきましょう。
MA(移動平均線)は短期・中期・長期で表示され、この線に沿ってトレードしていくやり方もあります。
このMA線を単体で利用するだけでなく、ほかのテクニカルツールとの複合で利用して、相場の順張り方向を見ていくものになります。
トレンドライン
トレンドラインは初心者でも視覚的に流れを把握でき、簡単に利用できるテクニカルとして覚えておく必要があります。
ローソク足の高値や安値に対して、1本のラインを引くことで成立します。
・ラインが斜め上:上昇トレンド
・ラインが斜め下:下降トレンド
単純な見解ですが、これだけでも相場の大筋の方向性をみることは可能です。
また、このラインを高値に合わせて引けば「抵抗線(レジスタンス)」、安値で結べば「支持線(サポート)」となり、売買のポイントを見極めるのにも利用できます。
初心者が注意すべきスイングトレードのデメリット
ここまでおすすめしてきたスイングトレードも、使い方次第ではマイナスになる面もあります。
デメリットもしっかりと理解してから利用するようにしておきましょう。
・短期では利益が出にくい
・チャートへの意識が薄れる
短期では利益が出にくい
大きなデメリットとしては、そのトレードスタイルの特徴から短期では利益は出にくいということです。
エントリーポイントに来るまで待つ必要から、ポジションを持っても目標点に達するまで数日かかることもあります。
1日や1時間での収益ではなく、1週間や1ヶ月での利益に目を向けるようにし、焦らないようにしておきましょう。
チャートへの意識が薄れる
スイングは、チャートを見る機会が減ることがメリットになりますが、同時にデメリットにもなります。
ポジションを持った後に、チャートの動向を意識していないと、思わぬ方向へ行っている時にも気づかないこともあります。
ストップ注文を入れていなかったりすると、損失額も大きくなってしまいますので、適度なチャートチェックとストップ注文は必ず入れておきましょう。
初心者がFXで副業するならスイングトレードを活用すべき
スイングトレードの魅力には「チャート監視が少なくて済む」というのがあります。
副業でFXで稼ぎたいという人ならば、このメリットを活かすべきです。
また、オセアニア通貨のような高金利通貨であれば、銀行預金よりも高い「スワップポイント」で堅実に稼ぐことも可能です。
狙う目的が「値幅」でも「スワップ」でも、FXの持つ利益システムのメリットを享受できるという手法になります。
初心者でも難しいテクニカルインジゲーターを使わずに済むのも特徴です。
FX初心者が選ぶ最初の取引手法としては、このスイングトレードがもっともおすすめできる手法ではないでしょうか。
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