FXの鉄板チャートパターンを7つ紹介してみました。
最重要である形を図解付きで分かりやすく解説していますので、初心者でもこの記事ひとつで鉄板チャートパターンがマスターできます。
また、チャートパターンで勝てない事態を防ぐための対策法も解説していますので、チャートパターンで勝つための知識も身に付けることが可能です。
目次
FXのチャートパターンは大きくわけて2種類
はじめに、FXのチャートパターンは大きくわけて2種類あると知っておきましょう。
- トレンド継続型:トレンドが継続する可能性のあるサイン
- 反転型:それまでの流れが反転する可能性のあるサイン
- フラッグ
- ペナント
- ダブルボトム&ダブルトップ
- ヘッドアンドショルダー
- ロールリバーザル
- スパイク
- N字
トレンド継続型はトレンドが継続する可能性のあるサインです。
トレンド中に出現します。
反転型はそれまでの流れが反転する可能性のあるサインです。
上昇中なら上げが弱まったとき、下降中なら下げが弱まったときに出現します。
それでは次章より、各チャートパターンを確認していきましょう。
FXの鉄板チャートパターン①:ダブルボトム&ダブルトップ
ダブルボトムとダブルトップは反転型であり、上記のように同じ価格帯で2度跳ね返されてM字になるパターンです。
「ネッククライン」を抜けたらエントリーするのが一般的になります。
ネックラインとは価格が反転する境目になる線です。 ネックラインをブレイクされると、価格が大きく動くことがあり、そのまま価格の流れが反転することがあります。
なお、同じ価格帯で3度跳ね返された場合は「トリプルボトム」と「トリプルトップ」と呼びます。
トリプルボトムとトリプルトップのほうが跳ね返されている回数が多いため、逆の勢力が強く反転の可能性はより高いと判断されます。
FXの鉄板チャートパターン②:ヘッドアンドショルダー
上記のように3つの山を築き、真中が一番高くなる(一番低くなる)のがヘッドアンドショルダーです。
ヘッドアンドショルダーは反転パターンです。
よって、ヘッドアンドショルダーが出現したら流れが変る可能性があります。
エントリーポイントはネックラインを抜けたところです。
FXの鉄板チャートパターン③:フラッグ
フラッグは上記のように旗のような形になるチャートパターンです。
フラッグはトレンド中に出現することが多く、トレンドの継続サインとして扱われます。
エントリーポイントはネックラインを抜けたところになります。
FXの鉄板チャートパターン④:ペナント
ペナントは上記のように三角形の旗のような形になるチャートパターンです。
ペナントはトレンド中に出現することが多く、トレンドの継続サインとして判断されます。
エントリーポイントはネックラインを抜けたところです。
FXの鉄板チャートパターン⑤:ロールリバーザル
ロールリバーザルは支持線と抵抗線が逆転する現象です。
- 支持線:売り圧力を抑えるための線
- 抵抗線:買い圧力を抑えるための線
それまで支持線であった線はブレイクされたとき、抵抗線に変化することがあります。
逆にそれまで抵抗線であった線はブレイクされると、支持線になることがあります。
このような逆転現象をロールリバーサルと呼ぶのです。
ロールリバーサルを覚えておけば、どのあたりで価格が反転しそうかの目安が分かりやすくなり、エントリーポインを絞れるというメリットがあります。
FXの鉄板チャートパターン⑥:N字
N字は価格がネックラインを抜けた後、ネックラインまで戻して反発するチャートパターンです。
N字はトレンド継続型・反転型どちらにも当てはまります。
様々な手法の基本となるため、N字だけはぜひ覚えておきたいです。
FXの鉄板チャートパターン⑦:スパイク
スパイクは実体部分が短く長いヒゲのローソク足が出現するチャートパターンです。
上昇中で出現した際は「スパイクハイ」、下降中に出現したときは「スパイクロー」と呼びます。
スパイクはヒゲが長いほど反対勢力の圧力が強いと見なされ、反転する可能性が高くなると判断されます。
ただし、スパイクはダマシが多いため、出現したからと言ってすぐにエントリーするのはおすすめしません。
インジゲーターや他のチャートパターンなど、スパイク以外の根拠と併用するようにしたいです。
チャートパターンで勝てないを防ぐための3つの対策
チャートパターンは絶対的なものではないため、出現しても勝てるとは限りません。
むしろ鵜呑みにしすぎると負ける原因になります。
よって、以下の3つの対策を取るのがおすすめです。
- インジゲーターと組み合わせる
- なるべく大きな足を参考にする
- 得なパターンに絞る
詳しくは次章でお伝えしていますのでこのままお読みください。
インジゲーターと組み合わせる
チャートパターンだけでなく、インジゲーターと組み合わせることで信頼性を上げることができます。
例えば、「RSI」を使用するとしましょう。
以下のチャートではダブルトップが出現しており、RSIでは「ダイバージェンス」になっています。
ダイバージェンスとは、価格とインジゲーターの逆行現象です。 価格は前回の高値を切り上げたのに、インジゲーターは前回よりも切り下がったらダイバージェンスです。(逆のケースも同様) 出現した際は価格の勢いが弱まったと判断します。
上記のチャートではダブルトップによる反転サイン、RSIダイバージェンスによる価格の勢いの鈍化を確認できます。
そのため、チャートパターンだけでエントリーするよりも、信頼性を上げることが可能です。
実際にチャートではその後、下落していますね。
このようにインジゲーターと組み合わせることで信頼性を上昇させ、勝てる可能性を上げることが出来ます。
なるべく大きな足を参考にする
チャートパターンはなるべく大きな足を参考にしたほうが良いです。
1分や5足などよりも4時間足や日足のほうが大きな影響があり、信頼性も高いからです。
例えば、5分足でトレードするにしても4時間足でダブルボトムになっており、上昇しそうであれば買いでエントリーチャンスを待ちます。
なおかつ、5分足でもダブルボトムなどの上昇パターンが出現すれば、勝率が上がります。
得なパターンに絞る
チャートパターンは全部覚える必要はありません。
得なパターンに絞ってOKです。
最初はひとつでも構いません。
そのひとつが出現するまでひたすら待つようにし、何度もトレードして癖やエントータイミングなどを学ぶようにします。
まとめ
FXのチャートパターンには「トレンド継続型」と「反転型」があり、今回は7つを紹介しました。
- フラッグ
- ペナント
- ダブルボトム&ダブルトップ
- ヘッドアンドショルダー
- ロールリバーザル
- スパイク
- N字
いきなり7つ全部を覚える必要はありません。
まずはどれかひとつに絞って実際のチャートで探してみてください。
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