FXチャートには様々な時間足があります。
そのため、「どの時間足がおすすめなのか分からない・・・」という人は多いです。
そこでこの記事ではFXチャートのおすすめ時間足を解説。
3分もあればおすすめの時間足が分かりますのでぜひ参考にしてください。
目次
FXチャートの時間足でおすすめなのは?
FXチャートのおすすめ時間足はトレードスタイルによって異なります。
FXにはおもに以下の4つのトレードスタイルがあります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード ・ポジショントレード
上記のトレードスタイルによって最適な時間足は異なってくるのです。
詳しくは次章をご確認ください。
スキャルピング
スキャルピングは数秒~数分で決着を付ける超短期トレードです。
そんなスキャルピングにおすすめの時間足は以下のとおり。
- 1分足
- 5分足
スキャルピングをするトレーダーは以下の2つの時間足を使うことが多いです。
テクニカル分析をする際はなるべく多くの人と同じ環境にすることが重要なため、スキャルピングなら1分足と5分足がおすすめなのです。
デイトレード
デイトレードは数分~数時間で完了する短期トレードです。
そんなデイトレードに向いている時間足は以下のとおり。
- 5分足
- 15分足
- 1時間足
デイトレードでは上記の3つの時間足が良く使用されるため、それらがおすすめできます。
スイングトレード
スイングトレードは数日~数週間で決着を付けるトレードです。
そんなスイングトレードに向いている時間足は以下のとおり。
- 4時間足
- 日足
スイングトレードでは4時足と日足が良く使われるため、この2つを使用するのが望ましいです。
ポジショントレード
ポジショントレードは数ヶ月~数年と長期間ポジジションを保有するトレードです。
そんなポジショントレードにおすすめの時間足は以下のとおり。
- 週足
- 月足
ポジショントレードは数ヶ月~数年というスパンで考えていく必要があるため、週足や月足といった長い時間足を使う必要があります。
それらの時間足を使用し、長期的な見通しを立てる必要があるのです。
短い時間足と長い時間足のメリットとデメリットを確認しておこう
短い時間足と長い時間足にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを知っておかないと、どの時間足が自分に最適なのかを正確に判断できません。
それぞれのメリットとデメリットを短い時間足と長い時間足に分けて解説していきますので、次章で確認しておいてください。
短い時間足のメリット&デメリット
時間足が短くなるほど、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
エントリーチャンスが多くなる | ダマシが多い |
エントリータイミングを早くできる | チャートを頻繁にチェックしないといけない |
短い時間足ほどチャートが変化するのが早いため、エントリーチャンスが多くなります。
同じ理由でエントリータイミングを早くすることも可能です。
その一方でダマシが多いというデメリットがあります。
1分足や5分足といった短い時間足では頻繁にエントリーサインが出るものの、信憑性があまり高くないからです。
時間足が短くなるほど、チャートを頻繁にチェックしないといけないというのも欠点です。
長い時間足のメリット&デメリット
時間足が長くなるほど、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
ダマシを減らせる | エントリーチャンスが少ない |
チャートを頻繁にチェックする必要がない | エントリータイミングが遅れる |
時間足が長いほどダマシを減らしやすいです。
長い時間足ほど沢山のトレーダーがチェックしており、エントリーサインの信頼性が上がるからです。
また、時間足が長くなるほどチャートを頻繁にチェックする必要が無くなります。
5分足なら5分後ごとにチェックする必要がありますが、日足なら1日1回でOKです。
その一方で、長い時間足はエントリーチャンスが少ないという欠点があります。
時間足が長くなるほど次にチャートが変化するまでの時間が長くなるため、自然とエントリーチャンスも減るのです。同様の理由でエントリータイミングも遅くなります。
FXチャートの時間足を上手に使うコツ
ここからは、FXチャートの時間足を上手に使うコツをお伝えしていきます。
最適な時間足を選び、なかおかつこの章でお伝えしているコツを実効することでトレードの勝率を上げられますので、ぜひ参考にしてください。
複数の時間足を組み合わせる
ひとつの時間足だけでなく、複数の時間足を組み合わせるのがおすすめです。
例えば、5分足でトレードするとしても1時間足も分析しておくのです。
そうしておけば、1時間足で大きな流れを5分足で細かな値動きをと、深く分析することが可能になり、相場環境の把握がひとつの時間足を分析するよりも正確になるからです。
長い時間足から短い時間足を見る
時間足の分析は長い時間足から短い時間足を見るようにしましょう。
長い時間足は短い時間足をまとめたものだからです。
例えば、1時間足のロウソク足は1本で1分足60本分のロウソク足となります。
5分足に対しては12本分です。
よって、長い時間足を先に確認しておけば、大まかな流れを判断することができるのです。
一度決めた時間足は変更しない
一度決めた時間足は変更してはいけません。
例えば、15分足を分析してトレード計画を立てたとしましょう。
その場合はずっと15分足でトレードするべきです。
トレードチャンスが来ないからといって別の時間足に目移りしてはいけません。
途中で時間足を変更してしまうと、せっかく立てたトレード計画が崩壊してしまいます。
まとめ
FXチャートの時間足はトレードスタイルによって決めていくのがおすすめです。
短期トレードであるほど、おすすめの時間足も短いものであり、長期トレードであるほど、おすすめの時間足が長くなります。
また、短い時間足と長い時間足にはそれぞれメリットとデメリットがあるので確認しておくべきです。
そうした点を踏まえて、自分にはどの時間足が最適なのかを選ぶようにしてください。
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