「ダウ理論のエントリーポイントがイマイチ分からない・・・」
この記事は上記のような人のために、ダウ理論の鉄板エントリーポイント2つ紹介しています。
3分もあればダウ理論のエントリーポイントが分かり、どこでエントリーすれば良いか迷う必要が無くなります。
また、ダウ理論のトレードの利食いと損切り、勝率を上げるための対策についてもお伝えしています。
この記事を読み終わる頃には、ダウ理論のトレードの知識が高まり、自身を持ってエントリーができるようになること間違いナシです。
目次
ダウ理論の鉄板エントリーポイントはこの2つ
ダウ理論の鉄板エントリーポイントは以下の2つです。
- 直近高値&安値
- 押し安値&戻り高値
ダウ理論では上記の2つでエントリーするのが基本ですので、この2つを覚えておけばOKです。
詳細は次章でお伝えしています。
直近高値&安値
直近高値と安値に価格が戻ってきたらエントリーします。
直近高値と安値はダウ理論において基本となる反転ポイントです。
価格が戻ってきたときの反転を狙うトレーダーが多いので反応しやすく、エントリーポイントとして良く使用されるのです。
押し安値&戻り高値
押し安値と戻り高値もエントリーポイントとして良く使用されます。
押し安値とは直近高値を作る基点になった価格帯で、戻り高値とは直近安値を作る基点になった価格帯になります。
この2つの価格帯はブレイクされるとダウ理論が崩れるため、ブレイクを阻止しようとする勢力が多数おり、反転ポイントになりやすいです。
押し安値であれば下降を抑えて反転上昇しやすくなり、戻り高値なら上昇を抑えて反転下降しやすいのです。
このため、押し安値と戻り高値に価格が戻ってきたときはエントリーチャンスになります。
ダウ理論でエントリーした後の利食いポイント
トレードはエントリーだけでなく利食いまでも含めて考えないといけません。
ダウ理論でエントリーした際のおすすめ利食いポイントは、「直近高値&安値を超えたところ」です。
「そんなに早く利食いすると損なのでは?」と思うかもしれません。
確かに、直近高値&安値を超えると価格がグングン伸びることもあります。
しかし、逆に直近高値&安値を超えた途端、価格の勢いが失速することも良くあるのです。
トレードの格言には「頭と尻尾はくれてやれ」というものがありますし、あまり欲張り過ぎても利食い損ねになることが多いです。
このため、直近高値&安値を超えたところで利食いしておくのがおすすめなんですね。
利益をできる限り延ばしたい場合は分割決済にしよう
「利益をもっと伸ばしたい!」という人もいるでしょう。
そうした場合は「分割決済」するのがおすすめです。
分割決済とは、言葉のとおり何度かに分けて決済することです。
1万通貨でエントリーしたなら、直近高値&安値を超えたところで5,000通貨を決済して残りの5,000通貨で利益を伸ばすというような方法になります。
このようにすれば、利益は確保しつつポジションを保有し続けることができますので、利益を伸ばしたい人に最適です。
ダウ理論でエントリーした後の損切りポイント
エントリーする前には損切りポイントも決めておかないといけません。
どこで損切りするかをはっきり決めておかないと、トレードの根拠が崩れたのにダラダラとポジションを保有し続けてしまい大きな損を出すことがあるからです。
ダウ理論でエントリーした後の損切りポイントは以下のとおり。
- 上げ始め&下げ始めの近く
- 直近安値&高値の近く
上記が基本となりますので次章で詳細を確認しておいてください。
上げ始め&下げ始めの近く
以下のように上げ始めと下げ始めの近くに損切りをおきます。
この方法の利点は損切り額が少なく済む点です。
逆に欠点はちょっとした逆行で損切りポイントに達してしまうことになります。
直近安値&高値の近く
次のように直近安値&高値の近くという方法もあります。
この方法ですとそう簡単に損切りポイントに達しませんので、ちょっとした逆行なら耐えられます。
ただし、損切り金額が大きくなるのが欠点です。
ダウ理論のエントリーで勝率を上げるための5つの対策
ここからは、ダウ理論のエントリーで勝率を上げるための5つの対策をお伝えします。
- すぐエントリーしない
- チャートパターンを確認する
- インジゲーターを使用する
- 調整幅の確認する
- 上位足を確認する
上記の対策を実行することでダウ理論のエントリーでの勝率が上がりますので、次章で詳細を確認しておいてください。
すぐエントリーしない
価格がエントリーポイントに達してもすぐエントリーしないことです。
しばらくは価格の動きを観察し、それまでの動きが失速したのを確認してからエントリーするようにしましょう。
下降してきたのであれば陽線が出現したり、ロウソク足がそれまでと比べて小さくなったりといった反応を確認してからエントリーするのです。
チャートパターンを確認する
チャートパターンが出現していないか確認するのも有効です。
価格がエントリーポイントまで来た後、反転チャートパターンが出現していればエントリーの精度が増します。
例えば、ダブルトップやダブルボトム、ヘッドアンドショルダーといったパターンが出現しないか確認しておくのです。
インジゲーターを使用する
インジゲーターを使用するのも手です。
価格がエントリーポイントまで来た後、インジゲーターのサインを確認してからエントリーします。
使用するインジゲーターは何でも構いませんが「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」、「MACD」などのトレンド型がダウ理論とは相性が良いです。
調整幅の確認する
エントリーポイントまでの調整幅がどのくらいかを確認しておくのも大事です。
上昇するには売りの力が下降するには買いの力が必要になるからです。
例えば、上昇時のケースであれば新規買いだけでなく、それまで売っていた人の利食いや損切りなどの買いもなければきちんと上昇できません。
よって、買いを狙うのであればしっかり売られているか、売りを狙うのであればしっかり買われているかが重要になります。
調整幅の確認は「フィボナッチリトレースメント」と使用するのがおすすめ。
フィボナッチリトレースメントは調整後の反発ポイントの候補を探すのに使用されるツールになります。
このフィボナッチリトレースメントの「31.8%~61.8%」が理想的な調整幅だとされています。
先のチャートでも約31.8%付近で反発して下降していますね。
その他の場面で確認してみると調整後、31.8%~61.8%で反発していることが多いので探してみてください。
上位足を確認する
上位足を確認するも大事です。
上位足とは現在使用している時間足よりも長い時間足を指します。
15分足を使用しているのであれば、1時間足や4時間足といったものです。
上位足を確認する理由は相場全体の流れを把握するためです。
相場全体の流れを把握しておけば、現在は買いと売りのどちらが強いのか判断できます。
そして強い勢力のほうにエントリーするほうが勝ちやすくなるのです。
このため、使用している時間足だけでなく、その上位足を確認しておくようにしてください。
まとめ
ダウ理論の鉄板エントリーポイントは「直近高値&安値」・「押し安値&戻り高値」の2つが基本です。
この2つだけ覚えておけば、どこでエントリーすべき迷うことが無くなります。
なお、トレードする際はエントリーポイントだけでなく、利食いと損切りのポイントも決めておく必要があります。
ダウ理論の利食いポイント:直近高値&安値を超えたところ
ダウ理論の損切りポイント:上げ始め&下げ始めの近く・直近安値&高値の近く
また、以下の対策をすることでダウ理論のトレードの勝率を上げられますのでぜひ実効してください。
- すぐエントリーしない
- チャートパターンを確認する
- インジゲーターを使用する
- 調整幅の確認する
- 上位足を確認する
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