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FXのレバレッジ25倍取引は危険!?【計算方法・損失・利益を解説!】

日本のFX会社では、最大でレバレッジ25倍の取引ができます。

しかし、「FXのレバレッジ25倍取引は危険」という声もあります。

結論から言いますと、確かにレバレッジ25倍の取引のリスクは高いです。

そのため、きちんとリスクを理解して取引しないといけません。

そこでこの記事では、FXのレバレッジ25倍取引に関して分かりやすく解説。

レバレッジ25倍の取引がどのようなものかから、計算方法、メリット&デメリット、損失と利益などをお伝えしてきます。

今日でレバレッジ25倍の取引を理解して、安全に取引できるようになりましょう!

目次

FXのレバレッジ25倍には2つの意味がある!

最初にFXのレバレッジ25倍には、次の2つの意味があると知っておきましょう。

  • そのFX会社が採用しているレバレッジ
  • 実行レバレッジ

そのFX会社が採用しているレバレッジというのは、「最大レバレッジ」のことです。

日本だとほとんどのFX会社が25倍のレバレッジを採用しているため、最大で25倍のレバレッジで取引ができるということになります。

これに対して、「実行レバレッジはいくつのレバレッジで取引するか?」というもの。

例えば、レバレッジ5倍で取引するなら実行レバレッジは5倍です。

よって、一般的にレバレッジ25倍取引とは実行レバレッジ25倍の取引のことを指します。

実行レバレッジの計算方法

実行レバレッジの計算方法は以下のとおりです。

実行レバレッジ=(現在の為替レート×取引数量)÷証拠金

仮に以下の状態で取引するとします。

  • 現在の為替レート:120円
  • 取引数量:1万通貨
  • 証拠金:20万円

上記の場合は以下のとおりです。

(120円×1万通貨)×20万円=6

よって、実行レバレッジは6倍となります。

取引数量だけを変えたケースを以下に掲載しておきますので参考にしてください。

取引数量実行レバレッジ
1,000通貨0.6倍
5,000通貨3倍
2万通貨12倍
3万通貨18倍
4万通貨24倍

FXのレバレッジ25倍取引のメリットは利益の効率性!

FXでレバレッジ25倍取引をするメリットは勝ったときの利益が大きくなることです。

実際にレバレッジ25倍とその他の利益の違いを確認してみましょう。

取引条件は以下です。

  • 現在の為替レート:100円
  • 証拠金:100万円
  • 売買の方向:買い

上記から相場が上昇して、101円になったと仮定した際の利益を計算してみます。

実行レバレッジ/取引数量利益
25倍(25万通貨)+25万円
10倍(10万通貨)+10万円
1倍(1万通貨)+1万円

ご覧のとおり、実行レバレッジを25倍にしているときと他とでは利益額に大きな差があるのが分かるかと思います。

このようにレバレッジ25倍取引は利益を大きくできるメリットがあるのです。

FXのレバレッジ25倍取引のデメリットは損失の拡大!

FXのレバレッジ25倍取引のデメリットは負けたときの損失が大きいことです。

実際にレバレッジ25倍の取引とその他の取引の損失額を比較してみましょう。

取引条件は次のとおり。

  • 現在の為替レート:100円
  • 証拠金:100万円
  • 売買の方向:売り

この状態から相場が上昇してしまい、為替レートが103円になってしまったときの損失額は以下のとおりです。

実行レバレッジ/取引数量損失額
25倍(25万通貨)-75万円
10倍(10万通貨)-30万円
1倍(1万通貨)-3万円

実行レバレッジ25倍だと損失額が非常に大きくなってしまうのが分かるかと思います。

そのため、「強制ロスカット」の危険性も高まります。

強制ロスカットとは

強制ロスカットとは、FX会社が定めた「ロスカット率」を下回ったことで保有ポジションが強制的に決済される措置のことです。

強制ロスカットされるとすべてのポジションは決済され、その時点での口座全体での損益額しか残らなくなるため、大きな損失が確定してしまいます。

よって、強制ロスカットはなんとしても避けたいです。

レバレッジ25倍取引だと証拠金はどのくらいが安全?金額を計算

ここまでお伝えしてきたように、レバレッジ25倍取引は大きな利益が得られやすい一方、負けたときの損失が大きくなります。

そして強制ロスカットに合う危険性も高いため、証拠金には余裕を持ちたいです。

まず、強制ロスカットされるのは証拠金維持率を下回ったときであるため、必要な証拠金の目安は証拠金維持率によって違うと知っておきましょう。

そこでこの章では証拠金維持率ごとにどのくらい証拠金があれば良いかの目安を記載しておくため、参考にしてください。

証拠金維持率100%で強制ロスカットの場合

最初に「証拠金維持率100%=必要証拠金」と覚えておきましょう。

FXでは取引する際に必要証拠金という担保金をFX会社に預けますが、証拠金維持率100%は必要証拠金と同額となるということです。

つまり、必要証拠金が25万円なら証拠金(口座資金)が25万円を切った時点で強制ロスカットです。

よって、取引するには最低でも25万円は必要ということになります。

ただし、25万円だとすぐに強制ロスカットになるため、証拠金にはもっと余裕が欲しいです。

証拠金維持率は最低でも300%以上維持するのが望ましいとされるため、必要証拠金が25万円のケースなら
25万円×3(必要証拠金の3倍)=75万円
となり、75万円以上は欲しいです。

証拠金維持率80%で強制ロスカットの場合

証拠金維持率80%の場合、必要証拠金の80%で強制ロスカットです。

必要証拠金が25万円なら20万円で強制ロスカットになるということです。

ここでも、強制ロスカットに合わないための証拠金の基準は証拠金維持率300%を目安に使います。
20万円×3(必要証拠金の3倍)=60万円
上記のとおり、証拠金は60万円以上あるのが望ましいです。

なお、上記は証拠金維持率80%で強制ロスカットであるため、実際の証拠金維持率は300%よりも少ない数値になります。

証拠金維持率50%で強制ロスカットの場合

証拠金維持率50%の場合、必要証拠金の50%で強制ロスカットになります。

必要証拠金が25万円のケースであれば、12万5,000円で強制ロスカットが発動します。

このケースでも先ほどまでと同様で以下ように計算します。
12万5,000円×3(必要証拠金の3倍)=37万5000円
上記では37万5000円以上の証拠金があると望ましいといことです。

こちらも証拠金維持率50%をもとに計算しているため、実際の証拠金維持率は300%よりも少なくなります。

初心者はFXに慣れるまで実行レバレッジを抑えておくのがオススメ!

FXを始めたばかりの人にはレバレッジ25倍の取引はオススメできません。

まだトレードの知識や技術が十分でないため、大きな損失を出して相場から退場してしまう可能性があるからです。

レバレッジ25倍の取引は勝てれば大きな利益が得られますが、負けると大きな損失を出します。

負けを連続するとあっという間に口座資金が無くなってしまうこともあるのです。

よって、最初は実行レバレッジを抑えた取引をするのがオススメです。
初心者の内は、実行レバレッジは最大でも3倍くらいまでにしておくのが良いでしょう。

レバレッジ25倍の取引にチャレンジするのはFXに十分慣れてからで遅くありません。

まとめ

FXのレバレッジ25倍取引は大きな利益が得られるものの、負けると大きな損失を出すハイリスクハイリターンの取引です。

そのため、きちんとリスクを理解して行わないと口座資金をすぐに無くしてしまう危険性があります。

とくに強制ロスカットには気を付けたいです。

そのため、証拠金には十分余裕を持ちましょう。

また、取引開始前にどのくらいの利益と損失が出るのかをきちんと把握してからエントリーをするようしてください。

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1件のコメント

これはわかります。
以前某セミナーの主催者がハイレバ合宿なるものを開催されまして、ビットコインを購入してホテルで合宿か、自宅でいながら合宿という企画があり自宅で参加しましたが、100円でしたが100倍とか掛けて練習するのですが、怖かったのを覚えてます。
ビットコインを五万円持ちましたが、わけが分からず戸惑って初めは上がってましたが、一気に下がり売ったときは10000円の損失でした。一度6万超えましたのにそのときに。ハイレバはリスクしかないと痛感しました。
仮想通貨もわけがわからないまま終わりました。

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